Mar 1, 2015

乗車拒否にあいました。

タクシーの乗車拒否にあってしまいました。 😥
といっても、私がひどい酔っ払いだったわけではありません。

千葉市でのお役所主催の講習会に出席した帰り、
たくさんの資料を持っておりカバンはとても重く、
1メーターの距離でしたがタクシーに乗るか、バスに乗るか迷っていました。

会場を出てすぐのところに、バス乗り場とりっぱなタクシー乗り場が並んでありました。
すると千葉駅行のバスが来たので、私はバスに乗ろうと思い走り始めました。

するとバス停とタクシー乗り場のさらに向こうにポストを発見!
ちょうどその日は千葉市内でぜひ投函したい郵便物も持っていたので、
バスは断念して投函しました。

バスが行ってしまった後、じゃあ、タクシーに乗ろう、と乗り場で客待ちをしていた1台目に乗り込みました。

その運転手さんは70歳位で、目と表情にあまり生気がない顔で振り向き、
手にはまさに今開けたばかりの、お弁当箱がありました。

「すみません~、千葉駅なんですけど…。」と言いました。
すると運転手さん、弁当をしまうそぶりは全くなく、
「千葉駅~?だったらさっきのバスに乗ればよかったじゃない~。」

私はそれほどムッとしたわけではなかったのですが、
「じゃあ、いいです。」と言ってタクシーを降りました。
そしてバス停に行き、時刻表を確認しはじめました。
荷物が重いんだけどな~、やっぱりバスに乗れってことかな~と
思いながら。

すると、さっきのタクシーの運転手さんの運転席側のドアに立ち、大きな声を挙げているおじさんの声が聞こえてきました。
そのおじさんは
「弁当なら後ろで食えよ!」
「千葉駅だからって、あんた、そういう問題じゃないだろう!」
とすごい剣幕です。
どうやら客待ち2台目の運転手さんのようです。

うわ~なんかすごいことになっているかも?私のせい?
と私は身を固くして聞いていました。

少しして、私の目の前にぎゅんっとすごいスピードでタクシーが止まりました。
2台目の運転手さんでした。
「乗んな。千葉駅だろ。お金はいいから。」

千葉駅まで乗せていってもらう最中、運転手さんは怒り心頭といった様子で話続けました。
「あの人はいつもああらしいんだ!」
「同じ会社でさ。ごめんね。嫌な思いさせて。」
「千葉駅だからって!あそこからの客はだいたい千葉駅なんだよ!」
「710円(ワンメーター)の客を大事にしないでどうするんだよ!」

運転手さんはいらないといったけど、手元にあった400円だけ置きました。

710円の客を大事にしないで、どうする…、その言葉が胸に響きました。
私はどうだろうか?目の前にいる人を大切にしているだろうか、と。
貴重な経験ができた曇り空の夕方でした。

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